お薦めの本は
親愛なる君に

「お薦めの本を教えてください」というメール読みました。
僕は、ホームページで、毎日どんな本を読んだか「読書日記」という形で
紹介しています。
「その中で、特にお薦めの本に◎をつけてください」と君は言います。
でも、僕はそれをしてもいいのかなとちょっと心配なのです。
どうしてかっていうと、僕が見落としている本で、
君の感性にピンピンくる本があるかもしれないからだ。
あくまで、こんな本があるよということまでは紹介するけど、
そこから先は、君自身がタイトルを見て、ピンとくるかどうかで、
どんどん買ったり、借りたりして、読んでみてね。
そうしないと、せっかくの本との出会いをなくしてしまうことになっちゃうからね。
レターのコーナーでも、ときどき紹介するけどね。
                       

                        中谷彰宏拝
P.S.
君が最近読んだ本を教えてね。