エリザベートを見てきたよ
親愛なる君に

帝国劇場で、「エリザベート」を見てきた。
宝塚版とは、また違った面白さがあった。
死の帝王トート役の山口祐一郎さんの圧倒的な迫力に驚いた。
楽屋に寄るときに、山口さんとエレベーターで一緒になった。
背の高さ以上に、胸の厚みに驚いた。
日本人離れしている。
その割には、冗談を言っていた。
演技中のポーカーフェイスが、
カーテンコールで、にっこり笑うと、セクシーだった。
高嶋政宏さんの楽屋は、電気を消して、ローソクをたいて、
殺し屋の死神の役作りをしていた。
トート役とエリザベート役の両方を演じた一路真輝さんは、
役者冥利に尽きますね。
一路さんの写真集も出しているダイヤモンド社の土江編集長は
もう見るのが2回目で、毎晩、CDでも聴いているというマニア。
涙ぐみながら、「来週、また来ます」と言っていた。

                        中谷彰宏拝
P.S.
宝塚版の「エリザベート」も見に行こう。