終わったことより、先の話をしたいね。
親愛なる君に

お芝居や映画に行くと、僕は必ずパンフレットを買う。
パンフレットには、当たり外れがある。
高い割には、宣伝用の写真しか出ていないものは、つまらない。
どうせ写真を載せるなら、ちょっと違ったアングルのものがいい。
お芝居のパンフは、リハーサル風景や裏話が楽しい。
より、理解が深まって、今見たお芝居の見方が深くなる。
小堺さんの「おすましでSHOW」のパンフレットは、面白かった。
お芝居が終わると、
「今日はあそこが受けたね」
とか普通、言うんだけど、
小堺さんは、もう
「来年は、こんな風にしよう」
という話になるってパンフに書いてあった。
そのコメントは、このショウを構成している君塚良一さん。
あの「踊る大走査線」の脚本家だ。
このひと言が載ってるだけで、
大当たりのパンフです。

                        中谷彰宏拝
P.S.
ホームページも、パンフみたいなものだね。