アクション映画は、セクシーさとユーモアがあると最高だね。
親愛なる君に

リュック・ベッソン制作の「タクシー2」面白かったよ。
カーアクションものなんだけど、
せりふや設定がいかにもフランス映画で、おしゃれ。
恋人のお父さんに、「二兎を追うな」と言われたら、
「お言葉を返すようですが、お父さんは、二兎を手に入れてるじゃないですか。
仕事ではすばらしい業績と、こんなすばらしいお嬢さんを」
と切り返して、気に入られちゃう。
ユーモアと、セクシーさもいっぱい詰まってる。
出てくる女性が、みんな魅力的。
恋人も、恋人のお母さんも、婦人警官も、謎の日本人までもね。
前作の登場人物が、脇役でもいっぱい出てきて、
これでこそ、続編の面白さだね。
リュック・ベッソンは、僕は同い年。
この映画を見ると、かなりサービス精神のある面白い人だったってわかるよね。
スピード狂のタクシー運転手が、顔はお気楽なラテン系なのに、
頭もいいという設定が、ルパン三世的でいいね。
パート3を、ぜひ日本を舞台につくってほしいね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
パート1の「タクシー」を、一緒にビデオで見直してみよう。