結局、何を書いても、日記なんだね
親愛なる君に

新聞の連載エッセイも面白くて、いつも読んでいます。
「朝日新聞」の三谷幸喜さんの「ありふれた生活」も、いつも楽しみです。
三谷さんは、お芝居も面白いけど、
エッセイも最高に面白い。
ロケ現場で、よっぱらいがからんできたとき、
「こういうときは、もっとも弱いタイプである」とか、
マッサージをしてもらったら、
「ストレスちっともたまってないね」と言われてがっかりする話とかが、
ドラマみたいで面白い。
僕は、エッセイと小説と自己啓発書とビジネス書と実用書の
中間にあるジャンルを書いています。
結局、それは何かと言うと、日記なんだよね。
三谷さんの世界は、
ウエルメイドプレイでありながら、
ベースには、日記的な魅力があるのですね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
新聞のエッセイを切り抜いてあるから、今度、見せてあげるね。