初対面で、いきなり、６時間半も話してしまった。

親愛なる君に 知の怪物・荒俣宏さんと一緒に本を作ることになった。 初対面なので、対談の前にお会いして、 「ちょっと雑談しませんか」ということになり、 お会いした。 「雑談」と言うには、あまりにも濃すぎる中身で、 さすがは、怪物だと、再認識した。 美人と話をするのも楽しいけど、 凄い人と話をするのも、楽しいね。 南方熊楠に会いに行ったような気がした。 あっというまに、時間がすぎた。 いつもなら、「お時間大丈夫ですか」と聞くところだが、 話が面白いので、言えなかった。 夜９時から会って、気がつくと、深夜３時半。 ６時間半。 「ちょっと雑談」ではない。 中身が濃いので、これだけで本が２冊はできてしまう。 荒俣さんは、次の日(その日)の朝早くから仕事なのに、 申し訳なかった。 初対面で、いきなり６時間半も、話をした。 伝説ができた気がする。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中谷彰宏拝 P.S. どんな話をしたか、今度、６時間半かけて、話してあげよう。