浜村淳さんのラジオを聴くために、大阪に旅行しよう。
親愛なる君に

浜村淳さんに、大阪でお会いしてきました。
僕は、映画が好きにならなかったら、
きっと今のような仕事をしていないと思います。
僕に、映画の面白さをそそのかした人が3人います。
映画好きの親と、淀川長治さんと、そして浜村淳さんです。
浜村さんがいなかったら、
今、僕は、こういう仕事をしていなかったと思います。
浜村さんのラジオ「バチョンといこう!」で、
映画の話を聴いてよくだまされました。
映画よりも、浜村さんの話のほうが、圧倒的に面白いのです。
でも、逆に、先に映画を見て、いまいちだったと思う映画も、
浜村さんの話を後で聴くと、
「ごめん、実は面白い映画だったんじゃない」
と、思い返したりできるのです。
僕は、浜村さんに、2つのことを教わりました。
映画の面白さと、ラジオの面白さです。
僕が、本を書く時でも、ラジオで話すつもりで書いています。
その中には、知らず知らずのうちに、浜村調が、入っているのです。

                        中谷彰宏拝
P.S.
浜村さんのラジオを聴くために、一緒に、大阪に旅行しよう。