稲川さんの怪談は、実は、ファンタジーなんだね。
親愛なる君に

怪談の達人・稲川淳二さんにお会いしました。
腰が低くて、デザイナーだからおしゃれで、
やっぱりお話は、面白かった。
生で、怖い話をうかがいました。
やっぱり怪談は、稲川さんがピカイチですね。
怖い話をすると、霊が寄ってくるっていうけど、
死体の第一発見者になったことが、5回もあるそうです。
なによりも、稲川さんが話す時の目が、キラキラしていて、
まさに情景を見ながら話しているのが、わかりました。
怖がりは、想像力が豊かだからだと僕は自分で言ってきたけど、
稲川さんも、怖がりだそうで、ほっとしました。
怖くて、温かくなるような話をしたいと、おっしゃってました。
ロマンチストですね。
稲川さんの話は、実は怪談ではなく、
ファンタジーなんじゃないかなと、思いました。

                       中谷彰宏拝
P.S.
稲川さんの生のライブを、一緒に聞きに行こう。
今日、聞いた話も、教えてあげるね。
今晩寝る前に。