007は、アクションではなく、明るい観察眼の持ち主だ。
親愛なる君に

ジェームズ・ボンドに会いました。
経済評論家の長谷川慶太郎さんです。
僕がそもそも、「やじうま新聞」を見るようになったのは、
長谷川さんの明快なコメントを聞きたかったからです。
長谷川さんは、自分のアイデアをどんどんまわりの人に提供すると
うかがっていました。
ついつい5時間も話してしまい、
アイデアをどんどん人にあげるという噂は、本当でした。
長谷川さんが気持ちいいのは、
視点が斬新なこと、情報の広さと深さ、言い切る切れ味、
そして、なによりも明るさでした。
007映画に出てくるジェームズ・ボンドの魅力は、
アクションではありません。
ボンドは、実は、長谷川さんのように、
鋭い観察力と明るい生き様を持った人なんですね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
007映画を、今晩一緒に見直そう。