一回しか使わない無駄な小道具が多いところがいいよね。
親愛なる君に

劇団☆新感線の「踊れ、インド屋敷」に行ってきました。
これは20周年記念公演で、
客演が少なく、ほぼ新感線メンバーでやっているので、
遠慮なく、パワー炸裂していました。
シモネタ満載、下品、内輪受けと、新感線っぽさ、いっぱいでした。
いまやチケットを手にいれるのが大変なくらい
メジャーになっているんだけど、
マイナーなこだわりがあるのが、いいね。
古田新太さんの「ドリフが好き」というのが、よくわかります。
役者の右近健一さんが音楽を考え、
インディ高橋さんや粟根まことさんが小道具をつくっているというのが、
小劇場の味ですね。
インディさんの「どうでもいいけど、小道具が多すぎるよ」
と嘆くセリフに思わず、笑いながら、涙ぐんでしまいました。
劇団☆新感線の本も、書きたいね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
パンフレットもかっこいいから、見る?