教科書は、何を使っても教えられるよね。
(釜石の田村先生)
親愛なる君に

岩手県釜石市の小学校で先生をされている
田村治男先生から、メールをいただきました。
『頑張りすぎないほうが成功する』(PHP文庫)を使って
小学5年生に授業をしていただいたとのことです。

本来、学校の授業は、どんなやり方をしてもいいはずです。
どういう風に教えるかが、先生のアイデンティティであるはずです。
学習指導要領がいけないと現場は言い、
文部省は、現場から指導要領を求められるから作ってるんだと、
水掛け論になってしまっています。
親も、教科書を使っていれば安心というイージーな発想から
早く抜け出さないと、子供を魅力ある大人に育てることはできません。

田村先生は、とやかく言われても、頑張ってください。
先生にとってのお客様は、
PTAでも、校長でも、教育委員会でも、文部省でもありません。
子供たちなのです。
僕の本は、遠慮なく、どんどん使ってください。

                        中谷彰宏拝
P.S.
ホームページに子供たちの感想が載るらしいから、
今度一緒に見てみよう。


※田村先生のホームページ
http://www.rnac.ne.jp/~tamutamu/