クリスマスのテーマは、「思い」と「身近」です。
(クリスマスリース展)
親愛なる君に

浦安ブライトンホテルのリース展の審査で、
作品をたくさん拝見しました。
あまりにも、レベルが高いので、驚きました。
こんなにレベルが高いと、来年から参加する人が減るんじゃないかと
心配するくらいです。
優秀作3点は、ホテルに来られるお客様の投票で選ばれました。
僕も、中谷賞として2作を選ばせていただきました。
ひとつは、上田富士子さんの
海外のきれいな切手を貼り合わせて作られた作品です。
これも、リースです。
「こうでなければならない」というルールは何もないということなのです。
そこに大事なのは、「思い」があるかどうかということです。
アイデアを思いついても、そこから先が、また大変だったろうなと
思わせる力作です。
もうひとつは、朝比奈寛子さんの唐辛子の実でつくられたリースです。
そもそもリースって、どこの家庭にでもあるもので作られたはずなんですね。
唐辛子も、冬だから、きっとあったのでしょうね。
唐辛子の「赤」が、クリスマスの色だったというのは、発見です。
気づきは、「身近」です。
つまり「思い」と「身近」こそが、クリスマスのテーマなのですね。
今年の君のクリスマスのテーマは、なんですか?

                        中谷彰宏拝
P.S.
来年、こそは、リース展に一緒に応募しよう。


上田富士子さんの作品

朝比奈寛子さんの作品