大学にも、すばらしい先生がいる。
(久田竹一教授)
親愛なる君に

最近、年配の方からのお手紙をいただくようになりました。
「あまり期待しないで、ひもといたが、意外に面白く読めた」
「ひもといた」は、聖書を読むときに使えるようなありがたいお言葉です。
「なるほどと、感心するくだりが、たくさんある」
「くだり」という言葉も、奥ゆかしい。
「十代、二十代の若者向けの本なのに、
七十歳の私が読んでも、ためになる」
ちなみにこの手紙を下さった方は、
新潟大学名誉教授の久田竹一先生だ。
ご専門は、英米文学。
丁寧な本文の抜書きを下さり、
「大学の講義の合間、その他の機会に、学生に紹介したい」
と書いてくださいました。
この本は、「運命の人(ソウルメイト)と結婚するために」です。
日本の大学にも、すばらしい先生がいると思い知らされました。

                        中谷彰宏拝
P.S.
先生の講義をいつか聞きに行こう。