死んでも続編に出たい映画がある。
(続・広島やくざ戦争)
親愛なる君に

今、「広島やくざ戦争」のパート3を撮影しています。
Vシネマでも、かなりのヒット作になったので、
パート1・2に続いて、パート3の制作になったのです。
ここで、「あれっ?」と思う人は、ビデオを見た人です。
そうです。
僕は、パート2の最後で、主人公の代わりに殺されてしまっているのです。
そうか、実は死んでいなかったんだな、と僕は解釈しました。
銃弾で蜂の巣のようになっていたのだけど、
しかも、遺影にまでなっているのだけど、
組を守るために、死んだふりをしていたんですね、と辻監督に話したら、
「いえ、死ぬちょっと前から話が始まるだけです」とのこと。
今度は(今度も)、アイスクリームをいつも食べている
甘党のやくざの親分の役です。
なかなか泣かせます。
僕は、同一人物をするからいいのです。
引退した親分役の渡辺裕之さんは、別の役で出ているし、
死んだ土平ドンペイちゃんまで、別の役で出ています。
それだけ、辻監督はじめ、このチームが好きだということですね。
こういうチームの作品は、面白いよ。

                        中谷彰宏拝
P.S.
パート1・2を一緒に見直そう。