看板のコピーに、優しさがある。
親愛なる君に

広告屋で育ったおかげで、街の看板が気になる。
最近のヒットは、
乃木坂の居酒屋だ。
「家に帰っても、何もないぞ」
こういうコピーが好きだ。
ドラマがあるでしょ。
哀愁もある。
店の親父さんの声だけではない。
奥さんの声でもあり、
自分の小さなつぶやきでもある。
そこに、なんともいえない思いやりを感じるのです。

                        中谷彰宏拝
P.S.
何もなかったら、おいで。