原風景に、流れている音楽がある。
(さだまさしさん)
親愛なる君に

ずっとやりたくて、温めてきた企画がある。
さだまさしさんと仕事をすることだ。
とうとう、さだまさしさんと、お会いした。
1軒目のクラブがクローズドになって、
移動して、2軒目がラストオーダーになって追い出される
深夜2時半まで、話してしまった。
帰ってきてから、それでも、話し忘れたことに、たくさん気がついた。
一緒に、本を作らせてもらうことにした。
<「美的価値観」「映像的感覚」「宇宙観」みたいなものは、
僕と手法は違うけど、共通しているところが、非常に多いね>と
次の日、早速、電話をいただいた。
それはそのはずなのだ。
それらは、すべて原風景からきているのだけど、
その風景の中に、さだまさしさんの音楽が流れているのだから。

                        中谷彰宏拝
P.S.
今、さださんは、コンサートツアー中だから、一緒に生を聞きに行こう。