読むスピードと競争しながら、書いています。
(Z会)
親愛なる君に

通信添削の「Z会」で、面白いイベントをしている。
昔の添削答案用紙を募集しているのだ。
一番古い答案を持っていた人が、優勝するコンテストだ。
対象は、少なくとも、20年前以前。
僕は、大阪の実家に帰れば、きっと残っている自信がある。
「赤ペン」のエピソードでも紹介したけど、
僕は、添削オタクだ。
しかも、結構、昔のものを几帳面に残す。
毎月送られてくる「Z会」の問題が、楽しみだった。
昔の思い出の品物って、地方から東京に出てきている人のほうが、
持っていることが多い。
離れて暮らしているので、いちいち掃除したり、捨てたりしないからだ。
時間が、出て行ったところで止まっている。
実家に帰れば、きっとあるけど、
取りにいけないのが、残念。
「中谷さんの書くペースが速いので、読むのが追いつかないですよ」
と、よく言われる。
そうか、僕は、相変わらず、「Z会」の答案を送るように
本をいまだに書きつづけているんですね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
君が読むスピードと、競争しながら、書いてます。