とりあえずなんでも取っておくと、お宝になる。
(土江ビデオ編集長)
親愛なる君に

「久和ひとみさんとは、思い出があるのに、
一緒にやった仕事が思い出せないんだよね」という話をしたら、
レターを欠かさずチェックをしているダイヤモンド社の土江編集長が、
「ラジオで、就職公開番組をやりませんでしたっけ?」と教えてくれた。
たしかに、あった。
新宿のビヤホールみたいな場所だった。
お互いの声が聞こえなくて、台風中継みたいに大声でしゃべっていた。
『面達』が出た、最初の年か、ごく初期だったような気がする。
「ビデオ、探せばあると思います」と土江さんは言った。
『面達』が出た頃、土江さんは、あらゆるイベントについてきてくれて、
ついでに本屋さんをまわって、短冊という細長いポスターをはってくれた。
そのビデオをまだとってあるというところが、
ストーカーっぽくていい。
お宝映像だね。
(詳しくは、編集者の部屋で書いてくれると思います)

                        中谷彰宏拝
P.S.
君のお宝映像も、たくさんあるよ。