人にも本にも、リズムがある。
(『生きがいの読書』)
親愛なる君に

読書の面白さを伝える達人、ハイブロー武蔵さんの
『生きがいの読書』(総合法令出版)を読みました。

<本は自分の日記である>
なるほどそうですね。
書くものだけが、日記ではありませんね。
「読む日記」というものもあります。

<人に周期やリズムがあるように、本にもリズムがある>
「ゆっくり味わえる」のもリズムだし、
「速く読める」のもリズムなんですね。
「読むのに時間がかかるから、中身が濃い」とも限らないのです。
生活のリズムが、どんどんテンポアップしているのに、
テレビをつけても、なかなかつかなかった時代のリズムでは、
本は楽しめませんね。
「この本が好きだ」というのは、きっとリズムがあうんでしょうね。
やっぱり読書は、恋愛と同じですね。
 

                        中谷彰宏拝
P.S.
君とあうのも、きっとリズム感だね。