お笑いとシリアスの落差の激しさを、楽しもう。
(『快速!通勤仮面』)
親愛なる君に

『快速!通勤仮面』(テレビ朝日)で、スーパーDを復活させるための
模擬面接をするという企画をしました。
収録前、テリー伊藤さんから、「厳しくやってください」と言われたものの、
「僕は、あんまり厳しくできない『ほめ芸』だからできないな」と、思っていたのに、
いざ面接になると、厳しくて、
自分でも驚きました。
「面達ビデオ」を見た人は、ふだんの中谷さんと違うくらい厳しい、
という感想をもらします。
ここで厳しくしておいてあげることが、
長い目で見ると、本人のためだと思うと、つい力が入ってしまうのです。
松尾雄治さんの『ピテカンワイド』 (TBSラジオ)で、
飯星景子さんに、やっぱり、
「中谷さんって、ある瞬間、厳しくなりますよね」と言われました。
お茶らけていたかと思うと、突然、シリアスになるのです。
このレターも読み返すと、日によって落差あるよね。
落差の激しさを、自分で楽しんでいます。

                        中谷彰宏拝
P.S.
厳しくしても、嫌いにならないでね。