ネーミングは、日常語が強い。
(いっけんめ)
親愛なる君に

僕の特技は、ネーミングです。
特技というより、博報堂時代、毎日毎日させられていたから、
習慣に近い。
むしろ性癖といってもいいくらいです。

ネーミングで強いのは、日常語です。
掲示板で紹介されていた「いっけんめ」という食堂は、
「まず『いっけんめ』で腹ごしらえするか」という会話になるから、
強いのです。
その姉妹店「にけんめ」というのも、笑いました。
「もういっけん」という3号店もできますね。
「ちょっとそのへん」と、姉妹店「ちょっとあのへん」も、
飲み屋か喫茶店で、いい名前ですね。
「ぶたぶたこぶたのぶー」という店があります。
これはラブホテルです。
ラブホテルは、ネーミング的には、名作が、かなりあります。
ナンバーワンは、ラブホテル「どんぐりころころ、どんぐりこ」ですね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
変な名前の店があったら、こんど入ってみよう。