前に座ったほうが、勉強になる。
(六本木男声合唱団)
親愛なる君に

合唱団の練習に、初めて参加しました。
六本木男声合唱団の練習は、遊び半分ではありませんでした。
きわめて真剣です。
コーラスは、口パクで大丈夫だろうと思われるかもしれませんが、
そんなに甘くはありません。
しかも、音がずれていると、誰がずれているか、一発でばれてしまいます。
パートは、テノール1・テノール2・バリトン・バスの4つに
分かれています。
僕は、先生に聞いてもらって、バスになりました。
しかも、企業の社長さんたちが、本気で上手なのです。
練習でも、パートに分かれて座ります。
「中谷君は、初めて参加で、一番前に座って、根性あるね」
と、コピーライターの眞木準さんに言われました。
根性があるからではなく、最初に来て、
どこに座っていいか、わからなかったからです。
「でも、前に座ったほうが、後ろのお手本を聞くことができて、正解だよ」
と教えてくださいました。
楽譜は読めないので、まわりの方のお手本だけが頼りです。
「初めての割には、口が動いていましたよ」
と、僕の真後ろにいたサブマスターの片山さんに驚かれました。
あっという間の2時間半のお稽古でした。

                        中谷彰宏拝
P.S.
カラオケに、いこう。