解散前に楽屋で歌うのが、最高の一曲。
(六本木男声合唱団)
親愛なる君に

六本木男声合唱団で、とうとうデビューしました。
朝倉匠子さんたちが応援している「子供地球基金」のステージでした。
三枝成彰さんに、「新人」とご紹介していただきました。
耳ではサブマスターの片山國正さんの声を必死に聴き
目は、必死にコーラスマスターの小林一男さんの目を見ていました。
「どうですか?」と、終わってから、小林さんに感想を聞かれました。
初めて、ソープランドに連れて行ってもらったような、
緊張と感動でした。
5曲、歌い終わると、観客から、拍手がわきました。
僕は、思わず拍手しそうになりました。
される側に回っている実感が、あまりありませんでした。
控室で着替えて、散会する前に、
自分たちのために、一曲歌いました。
観客のないこの一曲が、いちばん感動しました。
これが、合唱団の最大の喜びだと知りました。

                        中谷彰宏拝
P.S.
ディナーショウのときは、招待します。