おもしろこわまじめ。
(古田新太さん)
親愛なる君に

『山川静夫の「華麗なる招待席」』(NHK−BS2)で、5日連続で
「劇団☆新感線」の放送することになって、
古田新太さんとお話をしてきました。
「劇団☆新感線」については、話したいことがたくさんあって、
とてもじゃないけど、話しきれませんでした。
「新感線」を、NHKで放送するということ自体が、凄いことです。
「新感線」のそういうメジャー発想が、僕は好きです。
「役作りなんて、特別なことはしてません」と言う役者さんが多い中で、
古田さんは、真剣に話をしました。
僕は、そのことに感動しました。
野田秀樹さんが、
「古田は、天才だ。
自信があるから、言い訳をしない。
私生活は、だらしないけど。
あっ、ここはカットね」
と、おっしゃってました。
仕事に真剣で、私生活にだらしないのと、
私生活はまじめだけど、仕事はだらしないのと、
どっちがかっこいいかな。
本編も面白いけど、おまけのトークもなかなか面白いですよ。
僕は、古田新太さんは、「おもしろこわい」だと思っていたら、
「おもしろこわまじめ」でした。
そこが、かっこいいんですよね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
改めて、新感線の舞台を、見直そう。