ミュージカルは、海パンダンスにはじまり、海パンダンスに終わる。
(「こち亀」舞台版)
親愛なる君に

ラサール石井さんの「こちら葛飾区亀有公園前派出所」舞台版を、見てきました。
ラサールさんは、「クレイジーホスト」でも、いい味でしたが、
今回はそれとは違った面白さでした。
アニメを実写ですると、子供っぽくなりがちなのが、
実に本格的なミュージカルでした。
宝塚マニアのラサールさんは、ミュージカル研究会にいたほど、
ミュージカルが好きなのだということがわかりました。
海パン刑事を中心に、全員が海パンひとつになってダンスを
踊るというのは、やっぱり舞台の醍醐味ですね。
ミュージカルは、海パンダンスに始まり、海パンダンスに終わります。
つかこうへいさんの「いつも心に太陽を」でも、
萩原流行さんが、海パンで踊っていました。
ミニスカポリスの麗子刑事の大河内奈々子さんも、
ただかわいいだけじゃない演技派なので、グッドキャスティングでした。
マンガ原作をドラマ化は、演技派が集まるとこんなに面白いんですね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
海パンで、一緒に踊ろう。