野球選手には、営業マンを上回るサービスセンスがある。
(湯上谷g志さん)
親愛なる君に

始球式でいろいろ教えてくださったのは、湯上谷g志さんでした。
ダイエーホークスのオールラウンドプレイヤーの湯上谷選手です。
今は、福岡ドームの営業をされています。
星稜高校時代、1年生のときから4回、甲子園に出場。
ドラフト2位で南海ホークスに入り、1年目から1軍出場。
内野も外野もこなし、30盗塁の俊足。
今で言えば、イチロー型の選手です。
それでも、元野球選手と言わなければわからないくらい、
気配りのある営業マンです。
野球に限らず、スポーツは、気配りと予測とフットワークのセンスが命です。
それは、営業マンになっても、必要なセンスです。
「コミュニケーションする仕事がしたいんです」
と、湯上谷さんは、おっしゃってました。
もともと、攻撃・走塁・守備の3拍子そろったタイプだからこそ、
できるのかもしれません。
元プロ野球選手というオンリーワンのセンスを持った営業マンになるでしょう。
仕事をする人は、すべて「選手」という意識で、
攻撃・走塁・守備のセンスを磨かなければならないのですね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
君の、気配りと予測とフットワークも好きだよ。