ジョギングするには、まずスニーカーを買うことから。
(ドナーファミリーの集い)
親愛なる君に

始球式が終わったら、いよいよ次は、マラソン大会です。
坪田一男先生の市川総合病院と、アイバンク主催の
「ドナーファミリーの集い」で、皇居でマラソンをします。
キャッチフレーズは、
「RUN FOR VISION 光に向かって走ろう」です。
ピッチングの練習に追われていて、
ランニングの練習をしてませんでした。
とうとう、ナイキのニューモデルのスニーカーを買ってきました。

 僕   「5キロを、ジョギングするんですけど、どれがいいですか?」
店員さん「ジムですか、外ですか?」
 僕   「外です」
店員さん「コースですか、山ですか?」
 僕   「……皇居はどっちかな……」

こういうプロっぽいやり取りは、大好きです。
でも、まだ続きます。

店員さん「5キロを、どれくらいの時間で走るんですか?」
 僕   「……(これからなので、わからん)……普通です」

早速、はいてみた。

 僕   「今、薄い靴下だから……」
店員さん「今は、逆に、薄い靴下か、はかないのが、主流ですよ。そのほうが、
      通気性がいいし、すべらないんです」

厚い靴下をはいているのは、おじさんということだ。
あらゆることは、道具から入る。
夕暮れの青山を、ニューモデルを履いて走った。

                        中谷彰宏拝
P.S.
一緒に、走ろう。