笑ってる写真のほうが、カッコいい。
親愛なる君に

対談の写真は、笑っている写真を使うようにしています。
自分の写真も、ゲストの写真もです。
雑誌の写真は、原稿のチェックができますが、
写真のチェックはできません。
「にらむような表情でお願いします」と言われると、
そんな写真がカッコいいと思ってんのかな、とガッカリします。
案の定、掲載誌を見ると、シリアスな写真になっています。
笑ってる写真を選べるかどうかは、
もう、その人の人生観までかかわってきます。
笑ってる写真がカッコいいのか、
シリアスにしている写真がカッコいいのか、
その人の人生観の深みで差がつくのです。
笑っている写真を使っている雑誌は、中身も面白くまとめられています。
いつも雑誌に無愛想な顔で載っている人でも、
実際はニコニコな人であることが多いんですよね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
君の大爆笑の顔も、好きだよ。