カーテンコールの後の顔が、いちばんいい。
(佐伯日菜子さん)
親愛なる君に

佐伯日菜子さんの舞台『HO−BO』(博品館劇場)を観てきました。
日菜子ちゃんにとっては、朗読劇以来、本格的なお芝居は、初体験です。
ベテランの俳優さんでも、舞台経験のない方は、
かなり緊張されます。
その、緊張がいいんですね。
そういう経験は、一生に、一回しか経験できないのです。
舞台を観る人からすると、舞台初体験の人が参加する舞台は、必見です。
カーテンコールのときの、上気した顔が、すべてを物語っています。
当日配られる配役表も、じっくり見ましょう。
急病のため、変更になっているピンチヒッターの役者さんは、
きっと輝いているはずです。
この日も、羽サル役の柴崎早織さんが、ラッキーガールでした。
10年前に一緒にラジオをやっていた入絵加奈子さんも、コミカル役が、GOODでした。
ベテランも、もちろんいいです。

                        中谷彰宏拝
P.S.
チラシも全部捨てない君も、好きです。