悩むことが、上達への最短コースだ。
(ボウリング)
親愛なる君に

「何を目標に、そんなにボウリングの練習をしてるの?」
と、聞かれます。
たぶん、7つあると思います。

1.上達に時間のかかるものを練習する楽しみ。
 上達に時間がかかるからつまらない、のではなくて、
 上達に時間がかかるから、楽しいのです。

2.フォームを作る楽しみ。
 ステップアップするには、一度上がった成績をくずしても、
 フォームを作り直す必要があります。
 これが、なかなか大変です。

3.スコアが上がったり下がったりしながら、上達していく楽しみ。
 アベレージは、100ゲーム単位で上がっていきます。
 そう考えると、10ゲームや20ゲームで、一喜一憂しないでいられます。

4.テーマを決めて練習する楽しみ。
 毎回、テーマを決めて練習しています。

5.集中力を磨く楽しみ。
 両隣のレーンで、どんなに騒いでいても、平気になりました。

6.バランス力を磨く楽しみ。
 ボウリングは、筋力ではなく、バランス力のゲームです。

 まだまだありますけど、最後にひとつ付け加えておきましょう。

7.悩む楽しみ。
 練習していると、悩みます。
 壁にぶつかると、悩みます。
 フォームを変えると、悩みます。
 スコアが下がると、悩みます。
 でも、悩むことが、上達への最短コースなのです。

                        中谷彰宏拝
P.S.
今のところ、ハイスコアは、206です。
また、一緒に行こう。