本が好きな人は、本が好きな人が好き。
親愛なる君に

本を売る神様・井狩春男さんが、またいいことを教えてくれました。

「ビートたけしさんの本が、なぜ売れるか。
それは、たけしさんが、本が好きだということが、読者にも伝わるからです」

確かに、そうですね。
僕は、無意識のうちに、この人は、本が好きな人かどうかを感じています。
僕は、本が好きです。
そして僕は、本が好きな人が好きです。
本が好きな人なら、きっと友達になれると思います。
本を書いている人でも、実はそれほど本に興味のない人もいます。
いいかっこしちゃってる人は、きっとそれほど、本が好きではないのです。
本を読むのは苦手だけど、本は好きだという人もいます。
好きになったら、いいかっこなんかしないからね。
本を読む人は、その本を書いている人が、本当に本が好きかどうかを、
直感的に感じてるものなのです。
僕は、たとえ、「狂本病」という病気が流行っても、本を読みます。

                        中谷彰宏拝
P.S.
君が本を好きなところも、好きです。