心の中の棚でも、カッコいい人の隣に置かれたい。
(宮本亜門さん)
親愛なる君に

昨日、銀座に新しくできたレストランに行ったら、
誰かが僕に気づいたらしくて、
でも、名前が思い出せないみたいで、
一生懸命、友達に説明して、思い出そうとしていました。
ちょうど帰る時で、階段の後ろに僕がいることを、
まったく気づいていないみたいでした。
こういう時って、自分から名乗るわけにもいかないし、
ちょっと照れくさいです。
「ほら、ほら、宮本亜門じゃなくて……」
彼の心の中では、宮本亜門さんの隣に置かれているというのは、
ちょっとうれしかった。
できれば、心の中でも、カッコいい人のそばに置いてほしいよね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
友達に説明する時は、なんて説明する?