波長にあう本に、答えは書かれている。
(『スポーツ・ボウリング』)
親愛なる君に

毎日、テーマを決めてボウリングの練習に行ってます。
直すべきテーマが、事前に決まっていることもあれば、
最中に見つかることもあれば、
終わってから見つかることもあります。
時には、テーマが見つからない時もありますが、
そういう時でも、実は隠れたテーマがあります。
それは、翌日になってから、「昨日のテーマは、これだったんだ」と気づきます。
練習のテーマが大切で、スコアは結果でしかありません。
『スポーツ・ボウリング』(宮田哲郎/ベースボールマガジン社刊)という本が
実に、僕の波長にあって、どんなに行き詰まっても、
読み返すと、必ずその答えが出ています。
逆に、行き詰まらないと、その本の答えを見つけることはできません。
これこそ、本当の本の読み方なんですね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
君の波長にあう本を、見つけよう。