新感線のインターバルお芝居は、観るだけやせる。
(『ドラゴンロック3』)
親愛なる君に

劇団☆新感線のチャンピオン大会『轟天 対 エイリアン』に行ってきました。
新感線のお芝居は、「観てきた」というより、
「行ってきた」というほうがふさわしいくらい、エネルギーを消耗します。
3時間観るだけで、かなりの脂肪が燃えているはずです。
今回の悪役のパンダ星人は、危なくなるとかわいこぶって寝転がって、
相手が油断すると再び襲いかかるという武器を持っています。
ばかげた割には、このインターバル攻撃は、
役者にかなりの体力的負担を強いる殺陣になります。
アクションの後のボケという緩急こそ、新感線ならではの
インターバル攻撃なのですね。
先日、いのうえひでのり さんにお会いした時に、
「楽屋に来ないで帰られると、むっとする」と、おっしゃってたので、
今日は、がんばって行こうと思っていたら、
始まる前も、終わりも、入り口のところにいらっしゃって、
チケットのもぎり係かと思いました。
演出家が、楽屋ではなく、入り口にいるって、いいですね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
帰って体重計に乗ったら、本当にやせていた。