修羅場の中に、「うるっ」とくる瞬間がある。
(六本木男声合唱団ディナーショウ)
親愛なる君に

六本木男声合唱団ディナーショウの終了時間は、
予定では夜9時だったのが、11時近くまでなりました。
20曲と、出し物と、MCと、100人の団員紹介で、
予定時間内に終わるはずがないほどの盛りだくさんのサービスです。
団員は、昼の1時に集合して、リハーサルを開始して、
トイレ休憩もなく、着替えと食事とトイレが、本番開始前の10分間でした。
リハーサルも、半分以上できないまま、本番を迎えてしまいました。
それでも、凄いもので、やってみると、なんとかなるものです。
もちろん、なんとかなっているのは、事務局の苦労のたまものです。
帰りの電車のなくなる人もいて、
やってるほうも大変ですが、見ているお客様も大変でした。
後半の曲に入った時、「うるっ」っときた瞬間がありました。
この「うるっ」は、曲というより、「なんとかなるもんだ」という感動でした。
今回のディナーショウは、修羅場だったけど、
練習の時以上に、団員の仲間と仲良くなれた気がします。
コシノジュンコさんデザインのユニホームは、
年に数回しか着れないので、片づけるのがちょっとさびしい感じです。
つまり、お祭りのハッピなんですね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
来年も、また見に来てくださいね。