2回見た人が、いちばん楽しめた。
(六本木男声合唱団ディナーショウ)
親愛なる君に

今年最後の六本木男声合唱団のディナーショウが終わりました。
まるで、テレパシーを送るように指揮をする小林一男先生の
超能力に感動しました。
演出の奥田瑛二さんに、股間をまさぐられながら、
演出に対する思い入れを聞けたのは、感動でした。
ダンドリは、かなりずれましたが、
それが、生の緊張感を生み出していました。
きっと、横浜と舞浜の2回を両方観た人が、いちばん楽しめたはずです。
2回は、同じことの繰り返しではなく、第1話と第2話だったのです。
お客さん以上に、楽しんだのは、団員やスタッフでした。
深夜にホテルのロビーで、恒例の団歌を、最後に残っている10人で歌いました。
もちろん、深夜だから、ホテルに許可を求めたら、
「他のお客様のご迷惑になりますから」と断られます。
無許可で、やってしまいました。
三枝成彰団長は、べろべろに酔っていながらも、
「ちょっと違う。もう1回やろう」と、ダメだしをするのは、さすが天才でした。

                        中谷彰宏拝
P.S.
どこでどうダンドリが違ったかを、また話してあげるね。