伝統が暴れると、影響力が大きい。
(2001年演劇ベストテン)
親愛なる君に

2001年演劇ベストテン。

1.「野田版・研辰の討たれ」(野田秀樹/歌舞伎座)
2.「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」(三谷幸喜/パルコ劇場)
3.「野獣郎見参2001」(劇団☆新幹線/青山劇場)
4.「モンテクリスト伯」(紀伊国屋サザンシアター)
5.「新・三国志U孔明篇」(スーパー歌舞伎/新橋演舞場)
6.「NANTA〜COOKIN’BEATS」(青山劇場)
7.「VAMP SHOW」(三谷幸喜/パルコ劇場)
8.「堤防の上の鼓手」(太陽劇団/新国立劇場)
9.「稲川淳二ミステリーナイトツアー2001」(メルパルクホール)
10.「異国の丘」(劇団四季)

次点「義経千本桜・権太篇」(平成中村座)
〃 「ジキル&ハイド」(日生劇場)
〃 「ストロベリーハウス」(世田谷パブリックシアター)
〃 「四谷怪談」(シアターコクーン)
〃 「オペラ・ヤマトタケル」(オーチャードホール)
〃 「ベルサイユのばら」(東京宝塚劇場)

ひとつの劇場・劇団・作家に片寄らず、
大劇場・小劇場・商業劇場・伝統芸能劇場と、
それぞれがんばっている年でした。
やっぱり「研辰」のように、伝統的なところが暴れると、
演劇界が、変わりますね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
君の演劇のベストテンを、聞かせてね。