マメでなければ、指揮者にはなれない。
(小林一男先生)
親愛なる君に

前から感心していたことがあります。
六本木男声合唱団で僕たちを指導してくれている小林一男先生は、
自分の、No.1テノール歌手生活もあるのに、大変だろうなと思っていました。
オマケに、合唱団のホームページのウェブマスターまでされているのです。
指揮や指導をしているからマメにできる、のではないことに、気がつきました。
マメにできる人だから、指揮や指導ができるのです。
指揮者って、「マエストロだ」って、
ふんぞり返っている存在ではないんですね。
あっちにも、こっちにも、マメに気を配り、気を使える人が、
指揮ができるんですね。
合唱団で、マメさも学べます。
結局、演出も、マメにすることですね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
僕も、マメな演出家になるように、気をつけます。