会社を辞めるとは、旅に出るようなものだ。
(江澤博己さん)
親愛なる君に

「カエル・カード」をプレゼントしてくれた
江澤博己さんは、この間まで、
浦安ブライトンホテルの優秀なホテリエ(ホテルマン)でした。
この間、独立して、「フリーランス ホテリエ」になりました。
この独立は、「フリーランス ホテリエ」というブランドを作った時点で、
すでに成功です。
面白いね、ホテルマンでフリーランスなんだからね。
「ホテル・コンサルタント」では、ブランドにならなかった。
どこかのホテルで働いているから、ホテルマンなのではありません。
ホテルで働いているけど、ホテルマンじゃない人は、いっぱいいます。
江澤さんは、独立する時、
「カエル・カード」を、引いたそうです。
そのカードを見て、独立を決意しました。
会社を辞めるとは、旅に出るようなものです。
そのカードは、「旅」でした。
滞在者を旅にいざなうのが仕事のホテルマン自身が、
旅ができないとね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
「フリーランス・恋人」っていうのが、あってもいいね。