同じ本を読むことは、話をする以上にコミュニケーションになる。
親愛なる君に

「息子の部屋の本棚にある中谷さんの本を見つけたのが、
キッカケで、読みました」
というお手紙を、溝渕千代子さんから、いただきました。
「100冊以上読み終えた息子に、敬服しました」
という、お母さんも素敵です。
親と子供で、同じ本を読むって、素敵なことですね。
そういえば、わが家も、
家族で、同じ本を回し読みしていました。
親が読んでいる本を、子供が読む。
子供が読んでいる本を、親が読む。
奥さんが読んでいる本を、ご主人が読む。
ご主人が読む本を、奥さんが読む。
友達が読んでいる本を、借りて読む。
それって、本を通じた一種のコミュニケーションですね。
「こんなところに、線が引いてある」
なんていう楽しみもありますね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
僕は、君が読んでいる本を、読むのが好きです。