本を読むのは、吸血鬼にかまれるのと同じだ。
親愛なる君に

「中谷さんの本、全部読んでいます」
という素敵な人がいます。
去年は、1年で83冊出ましたから、
月に7冊平均出てるので、
出るもの全部となると、
書くほうも書くほうですが、
読むほうも読むほうだなと、感心します。
「おこづかいが足りないので、毎月1冊ずつ読んでいます」
という人も、素敵です。
「これからがんばって、全滅します」
という人も、素敵です。
全部読んだ人も、1冊しか読んだことのない人も、
みんな、仲間です。
1冊でも読んだら、もう仲間なのです。
まるで、吸血鬼の一族みたいで、素敵ですね。
本を読むことは、首筋にキスをするのと、
同じなんだね。
吸血鬼同士で、キスをしてもいいんだよね。


                        中谷彰宏拝
P.S.
今夜も、仲間を増やそう。