かわいい女の子が出ていると、面白さが引き立つ。
(『ライアー・ガール』)
親愛なる君に

ラサール石井さん作・演出の『ライアー・ガール』を観てきました。
この作品は、見事に、面白いお芝居の3要素が入っています。
オヤジが若返り薬で、小池栄子ちゃんに変身してしまうという設定が、
わかりやすい。
【名作の条件1】設定がわかりやすい。

オヤジを笑いながら、笑う対象のオヤジに愛があります。
【名作の条件2】笑い対象に愛があること。

かわいい女の子が、たくさん出ます。
コメディには、かわいい女の子は、不可欠です。
「面白い」と「セクシー」は、脳の回路が、隣り合わせなのです。
【名作の条件3】かわいい女の子が、たくさん出ていること。

コメディには、面白い人が必要なのですが、
面白い人だけでは、ある程度までしか、面白くなれないのです。
かわいい女の子が出てくることで、面白い人の面白さが増幅するようです。
さすが、ラサールさんは、細かい計算がきいています。
オヤジが変身したギャップを出すには、
小池栄子ちゃんの胸でなければならないし、
それを強調するには、角田ともみちゃんの細い脚でなければならないのです。
僕的には、角田ともみちゃんの小さい膝に、
送りバントとしてのMVPを贈りたいと思います。

                        中谷彰宏拝
P.S.
角田ともみちゃんには、彼女がまだ高校生の頃、
『週刊ポスト』の僕のコーナーに出てもらいましたが、
その頃から、すでに今の色っぽさがありました。