右脳で書いた本は、右脳で読むと、一瞬でわかる。
(右脳本)
親愛なる君に

本を、どちらの脳で読んでいますか?
本を左脳で読む人と、右脳で読む人の2通りに分かれます。
書き手も、左脳で書く人と、右脳で書く人の2通りに分かれます。
僕は、右脳で書いています。
だから、僕の本を「わかりやすい」と言う人は、
右脳で読んでいる人です。
左脳で読む人は、左脳で書かれた本が読みやすく、
右脳で読む人は、右脳で書かれた本が読みやすいのです。
なんとなく読みにくいと感じたら、
それは自分とは逆の脳で書かれた本だからです。
「文章が短いから」とか、「見出しが大きいから」というのは、
表面的なことにすぎません。
それこそ、左脳的な考え方です。
僕は、右脳で読む人のために書いています。
右脳に訴えて書いているのです。
だから、わかる人には一瞬でわかるのです。

                        中谷彰宏拝
P.S.
君が、右脳で読む人でよかった。