お芝居の練習は、犬の反応でわかる。
親愛なる君に

僕は、面白いお芝居を観ると、すぐモノマネをしてみたくなります。
昨日の『ラ ハッスル きのこショー』を観て面白かったので、
「愛情ある言葉を、ののしりながら言う」というのを、
洗面台の鏡の前で、練習してみました。
すると、「なに、なに、なにがあったの?」という顔で、
オードリーが走ってのぞきにきました。
喧嘩しているのではないかと、オードリーが心配して
見にきてくれたのです。
Vシネマのヤクザ役のセリフを凄みをきかせて練習している時は、
オードリーが、遠くにいたにもかかわらず、
スーッとハウスの中に入ってしまいました。
「なんか、怒ってるかも」と、考えたのでしょう。
どれだけ感情がこもっているかは、
オードリーの反応でわかります。
清水宏さんの『ヒーロー実家に帰る』を繰り返してしているうちに、
だんだん青森弁も、なじんできて、味がわかってきました。
青森弁も、なかなかいいね。
本にも、方言のニュアンスが出せるといいな。

                        中谷彰宏拝
P.S.
君弁も、好きだよ。