本を読むことも、書くことと同じくらい、自己表現だ。
(ブランド)
親愛なる君に

ブランドを、心理学的には、こんなふうに定義することができます。

1.それを持つことで、驚き・興奮・共感が得られる。
2.それを持つことで、仲間意識を持てる。
3.それを持つことで、世間から、羨望と反発を向けられる。
4.それを持つことで、自己表現になる。

中谷本は、君にとって、ブランドになれているでしょうか。

1.中谷本を読むことで、驚き・興奮・共感を得られていますか。
2.中谷本を読む仲間と、仲間意識を感じてますか。
3.中谷本を読むことで、他の人からの羨望と反発を感じていますか。

反発は、羨望のもうひとつの姿です。
それは、仲間にまだ入っていない人が、
仲間に入りたいという意識の裏返しの表現です。
ダイヤモンドを持っていないだけなら、
ダイヤモンドを持っている人をけなしません。
ダイヤモンドに興味があるのに、自分がダイヤを持っていない人が、
ダイヤを持つ人を「成金」と否定するのです。

4.中谷本を読むこと自体が、君自身の自己表現になっていますか。

書くことだけが、自己表現ではありません。
読むことも、書くことと同じくらい素晴らしい自己表現です。

                        中谷彰宏拝
P.S.
君の、読むという表現力は、さすがです。