その本を読む日は、運命で決まっている。
(読書日記)
親愛なる君に

僕が読書日記や映画日記をつけているのは、
「その日に、その本を読んだ意味」
「その日に、その映画を観た意味」
が、必ずあるからです。
占いで、「その日に、占いに来る意味」があるのと同じです。
占いに来る日が、1日ずれただけで、
診てもらう人は、質問することが変わってくるのです。
あとから振り返って、確認できるように、
正確に、日付を記録しています。
これは、誰のためでもなく、自分自身のためです。
日付は、本なら読み終わった日、
ビデオなら、観終わった日を、記録しています。
途中まで読んであった本のすぐ先に、
自分が探していたことが書かれていたりすることもあります。
たまに、「読みかけの本を、一気に読みきる日」をつくります。
読書日記で、本が多い日は、読みかけ本の一掃日なのです。

                        中谷彰宏拝
P.S.
君と会う日や、電話や手紙で話す日も、全部、意味があるんだね。