エッチな写真と同じくらい、動物の写真に見とれてしまう。
親愛なる君に

「エッチなグラビアよりも、動物の写真を長く見てる」
って、言われます。
もちろん、エッチなグラビアも、じっくり見ています。
それ以上に、動物の写真も、じっくり見ています。
本のカバー用の写真は、写真が数千点載っているカタログを、
何冊も見て、選びます。
博報堂時代から、イメージ写真選びはやっているので、
1万枚写真があっても、その中からそれしかない1枚を
わずかな時間で、選び出す作業は、お得意の作業です。
ただ、最も危険なのは、動物の写真が交じっている時です。
これは、ついついじっくり見てしまいます。
今回のイメージでは、動物写真はないのにです。
30分で、1万点の写真を見なければならない時でも、
企画とは関係ない動物の写真を見て、話しかけたりしてしまいます。
「あー」という声が出てると、
動物の写真に話しかけてるなというのが、わかるそうです。
あんまり眺めていると、オードリーがやきもちを焼くので、注意してね。

                        中谷彰宏拝
P.S.
エッチな写真・動物の写真・君の写真が、接戦です。