お辞儀のきれいな人は、素敵だ。
(五木寛之さん)
親愛なる君に

『情熱大陸』で、五木寛之さんを見ました。
カッコよかった。
仏教の本を書いても、ちっとも、枯れてないのが、よかった。
『青年は荒野をめざす』のままの五木さんだった。
撮影で、しゃきしゃき仕切っているのが、カッコよかった。
作家というより、広告代理店の仕切りだった。
スピード感と、サービス精神が、カッコよかった。
五木さんの、大先生と思えないさわやかで、こまめなお辞儀に、感動した。
またしても、シメのセリフが、カッコよかった。
「忙しいのに、2、3時間もかけて、フランス料理を食べてられないよ」
と、うどんをすすっていた。
『情熱大陸』の編集マンは、さすが。
こんな70歳の作家がいるということが、なんと希望がわいてくることか。

                        中谷彰宏拝
P.S.
お辞儀のきれいな人は、素敵ですね。