高校時代の男同士での交換日記が、今の作家活動につながっている。
親愛なる君に

本は、僕にとって、日記です。
読んでくれる人がいるので、
日記の中でも、「交換日記」です。
一方的に書いているのではなくて、
お手紙やメールへの返事でキャッチボールしているのです。
僕は、高校時代から、交換日記をしていました。
女の子とじゃなくて、男同士で、交換日記をしていたのが、
今から思うと、凄いね。
映画同好会の仲間、9人で回していたので、なかなか回ってこないで、
すぐ2冊目が、できました。
それでも、足りないので、結局、4冊まで増えました。
1冊目が、オリジナル版。
2冊目が、ラジカル。
これは、数学の問題集からのネーミングです。
3冊目は、海賊版。
4冊目は、山賊版。
すでに、面達シリーズですね。
この頃から、量産作家への道を歩き始めていたのです。

                        中谷彰宏拝
P.S.
これからも、僕と、交換日記してね。