書くことが、1冊の本に入りきらなくて、シリーズになっていく。
親愛なる君に

僕が本を書く時、
こんなことを書こうというメモを作るのですが、
書きたいことがいっぱいありすぎて、
半分以上、余ってしまいます。
時には、3分の2以上、余ってしまうこともあります。
これが、シリーズ本になります。
まったく違うタイトルになることも、あります。
これが、書くことがなくならない理由です。
どの本を書いた時に、余った話が、
どの本になってるか想像するのも、楽しいですね。
カンの鋭い人は、気づいているはずです。
ちょうど、ドラマやお芝居で、同じ登場人物が、
別の作品にも、出てるようなものです。
お芝居の常連さんは、別の作品の登場人物が出てくると、
そこで笑うことが、できます。
これが、常連になる楽しみでもあります。

                        中谷彰宏拝
P.S.
君が僕の常連ではなくて、僕が君の常連だよ。